2025/07/31

庭に来たハチたち・その2 − モンスズメバチ

今の家に住んでから庭ではじめてスズメバチの巣を見つけたのは、5年前、2020年6月のことでした。巣箱にシジュウカラではなく、スズメバチが入ってしまったのです。

問題の巣箱(この写真は2019年のもの)


ふと気づくと巣箱に異変が!


ビニール袋をさらにもう2枚巻き付けて養生テープでとめ、5日間放置。状況がよくわからないため、おそるおそるの作業です。

中で死んでいた1頭のスズメバチ


モンスズメバチの女王でした。6月に営巣を開始するとはちょっと遅い気もしますが、セミをよく狩るハンターなようなので、セミに合わせて遅めなんですかね?

モンスズメバチは夜間に活動できる唯一のスズメバチだということです。

巣箱の中には作りかけのハチの巣


モンスズメバチは最初、狭く閉鎖された場所に小さな巣を作り、その後広い場所に引っ越すことがあるのだとか。この巣箱は初期住居として選んだみたいです。モンスズメバチのほか、キイロスズメバチも引っ越しをします。

ほかに、巣箱に巣を作る可能性があるのはヒメスズメバチ。ヒメスズメバチはオオスズメバチの次に大きいスズメバチですが、巣は小さめなので、巣箱でも十分だったりするようです。

このモンスズメバチ事件以降、うちでは毎年春から初夏にかけてスズメバチトラップを設置するとともに、巣箱に異変がないかチェックするようにしています。なにしろうちには巣箱が7個だか8個? 9個?(もう数えてないや)設置されてますからね。ハチが入っちゃったら私の責任だ。

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