2025/01/11

Amazon Kindleで本を出してみた・その1

昨年、Amazon Kindleで本を出しました。けっこう手探りな感じでしたがどうにか出版できました。技術面を自力でクリアできれば本当に無料で出版できますので、SNSやブログで綴るには向かない、ある程度まとまった内容のものを世間に向けて発表したい場合は、かなり有力な選択肢になると思います。

ただ、売れるかどうかは別問題。

今はあらゆるモノがあふれかえっている世の中です。書籍も有名無名の数多の著者のものが、従来どおりの紙の書籍、あるいは電子書籍の形態で、次々と出されています。有名人の本なら放っておいても売れるかもしれないけど、無名だとまず無理。底に沈んでいるものはなかなか浮かび上がることができません。

私はこの3ヶ月で2つの電子書籍を出版しましたが、まだ1冊も売れていません!

しかし売れなくても絶版になったりしないし、ペナルティを課されることもないのが、Kindleのありがたいところです。

もちろん私としても売れてほしいので、いずれはがんばって宣伝するなどして、この状況をどうにか打開しなければならないと思っています。が、それはそれとして!

せっかくなので、出版までの一連の経過をざっとメモしておくことにします。

おおざっぱな流れはこんな感じ(※私の場合):

Adobe InDesignで組版データを作る
 ↓
PDFに書き出す
 ↓
Kindle CreateでPDFをKPFファイルに変換
 ↓
KPFファイル(および表紙画像)をアップロード


書籍本体とは別に、表紙が必要です。書籍の縦横サイズとは関係なく、 縦2,560×横1,600ピクセル(←推奨サイズ)のTIFFかJPEGを用意します。

アップロードの前に、Kindle出版=Kindle Direct Publishing(KDP)のためのアカウントを作っておかなくてはなりません。Amazonで買い物をするときのアカウントを持っていれば、それを使ってKDPのほうにも登録できます。

設定項目の中には日本人的に馴染みの薄い概念もあり、いきなりだと面食らいますが、ネットで検索すると丁寧に説明されている記事がいくつも見つかりますので、それらを参考にすれば問題なく登録できると思います。

銀行口座情報を含むすべての項目を設定し、登録を完了すると、確認のため、Amazonから口座に1円が振り込まれてきます。

 

こういうのって振込手数料とかどうなってるんでしょうね?


ここまで来ればめでたくKindle出版できる状態になるので、テンションが少し上がります。次回、電子書籍データを作るお話。

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