前回の記事と同日、夕方に、シジュウカラのヒナが巣箱から次々と出てきました。別に親鳥は巣立ちを促していなかったと思いますよ。巣立ちって普通午前中とかでしょう。たぶんだけど。こんな時間に出たらすぐ暗くなっちゃうじゃん。しかも雷が近づいてるし。
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巣箱から出てきたチビカラ(午後5時ごろ) |
カメラを取りに行ったりしていたので正確に何羽出てきたのかわかりませんが、6羽は見たかな。
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次々と押し出すように… |
この間10分足らず。過去には、みんな巣立つまでに3時間くらいかかったこともありました。ためらうヒナを、親がエサをちらつかせて励ましていましたね。
今回はヒナのほうから待ちきれず出てきた感じです。もしかすると暑かったのかな? ここ数日は日中36度とかでしたから。営巣に適した気温じゃないよね。
でももうちょっとだけ待てば気温が下がったのに…。出るタイミング悪すぎでしょう。巣立ち後30分かそこらでもう土砂降りですよ。隣町では1時間100mmレベルだったとか。外の世界に出ていきなりのこの試練。チビカラたちは無事かな。心配で窓から外を見るけど何もわからない。
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スズメがシジュウカラの巣箱にちょっかいを出す理由。
- 巣箱を乗っ取ろうとしている
- 母性(?)本能でヒナにエサを与えたい
実際にスズメがシジュウカラの巣を横取りして、卵を壊すといったことがあるようです。スズメも巣箱を使うので、営巣場所を強引にでも確保しようとするのでしょう。
でもこのヒメコブシの巣箱の穴は27ミリ。スズメは入れません。そしてうちの庭には、ほかにも巣箱がいっぱいあります。スズメが十分入れる穴の大きさのものも4〜5個かかっています。わざわざこの場所を狙う理由がわからない。
たぶんだけど、スズメはヒナの「シシシシシ…」という声に引かれて来ていたのではないでしょうか。私の印象では、スズメは「営巣ごっこ」が好きです。営巣シーズンが終わった秋にも、お気に入りの巣箱に巣材を運び入れているのを見たことがあります。よそのヒナでも気になってかまいたくなるのかも。
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今年の営巣シーズンはそろそろ終わり。命を落とした、あるいは落としたかもしれないヒナのことを考えると心が痛みます。でも自然のことなので…。強く生きていってほしいと願うばかりです。
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