2025/03/25

Amazon Kindleで本を出してみた・その6 − ペーパーバックという選択肢

Kindleで電子本を出版した後、自分の「本棚」のページで販売本のリストを見てたら「この本のペーパーバック作りませんか?」みたいな表示が目に入りました。「あ、Kindleって印刷形態もあるんだ…」と認識したのはそのときです。

考えてみれば、Kindleで電子本を出したくせに私自身はKindle本を購入したこともなく、どうやって読むのかもあんまりわかっていなくて、そもそもパソコンやスマホの画面で本とか読む気がまったくしないというか。

さらに白状すると、普通の紙の本すらもここ10年以上ほとんど読んでいないダメ人間なわけで。


老眼のせい、…というのは言い訳か。何だか読むのが面倒になっちゃった。でも時流にはついていきたいので、図書館から本を借りてはせっせと読んでいるNyangleに「読み終わった? 面白かった? どういう話? 教えて!」と聞くのですが、Nyangleは

「自分で読め」

と冷たいですよ。

まあ、こんなふうに人の本をぜんぜん読まない私なのに、自分の書いたものはみんなに読んでもらいたいとか、ちょっと厚かましいですよね。

でも自分ではすごくいい話だと思っているので!

電子版だと読む気がしない人でも、ペーパーバック版なら読んでくれるかもしれない。そう考え、ペーパーバック版を作ることにしました。

Kindleのペーパーバック版のアップロード形式はPDFです。

そもそも電子版を作るとき、

InDesignデータ → PDF → KPFファイル

とやっていましたから、1段階前のPDFに戻ればいいだけなはず。

楽勝だと思いましたね。

しかし実際にはいくつかのつまずきがありました。続く。

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