2年前、「3行日記」にこんな記事を書きました。
■ 偏光サングラスと道にたたずむカマキリの謎
誕生日のプレゼントに偏光サングラスを買ってもらいました。配達のときに使います。日差しのまぶしさが軽減され、視界もクリアで良好。
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| 偏光サングラス |
ちょっと驚いたのが、このサングラスをかけると、光の反射面が青くキラキラして見えることです。光の方向にもよりますが、路面もちらほら青く見えます。
で、思ったんですけど。
先月くらいから、カマキリがアスファルトの道にじーっとたたずんでいるのをよく見かけていました。うっかりすると、配達中に自転車でひきそうになる。
ああいうカマキリは、ハリガネムシに寄生されているのではないか。かねてから私はそう考えていました。
以前ご近所さんと立ち話しているとき、車にひかれたらしいカマキリからハリガネムシが出てきたのを目撃したんです。「わあハリガネムシだよヤバいよこれ」とか言ってたら親子連れが通りかかって、子供さんのほうが「ハリガネムシだー」。「ええっ?よく知ってるねー」。お父さんのほうは知らなかったようです。普通知らないですよね。子供は学校で習うんですかね?
まあそんなわけで、道でボーッとしているカマキリはどうもあやしい。
しかしハリガネムシに寄生されたカマキリは、通常なら水のあるところへ行きます。もう何年も前になりますが、私は川に飛び込むカマキリを目撃したことがあります。
そのカマキリは脇目も振らず、土手をずんずん下っていって、川辺に行き着くとそのままピョーンと川に飛び込んで、流されていきました。私は呆然とそれを見送りました。本当に、何かに取り憑かれたような行動でしたよ。実際、取り憑かれていたんですがね。
私がハリガネムシの存在を知ったのはこのときがはじめて。検索して調べました。
で、本来なら水を目指すはずのカマキリが、この季節なぜか、道にたたずんでいる…。
寄生されて行動がおかしくなった。というより、もしかして…、
カマキリにはアスファルトの路面が、水面のように見えているのではないか? 今回偏光サングラスをかけて、そう思いつきました。カマキリの視界がどうなっているのかはわかりませんが、もしそうなら、カマキリは川だと思って道に出てみたものの、水に飛び込めない。混乱してそのままフリーズ。
そういう仮定も成り立つのでは?
もっとも道で発見したカマキリを踏みつぶして確認しようという気は起きなかったので(配達中だし)、本当に寄生されたカマキリなのかも含め、上記は推測にすぎません。興味があったら皆さん調べてみてください。
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その後、これを肯定するような内容の研究結果がネット記事に出ていたと記憶しています。寄生されたカマキリは「水平偏光」に反応し、水面とアスファルトではこの水平偏光の強さがほぼ同じなのだそうな。やっぱりね!
さて。
先日、Nyangleが配達中に、アキアカネだと思われるトンボがたくさん飛んでいるのを見たそうです。トンボたちは雌雄で連結して飛び回り、デコボコしたアスファルトの道にできていた水たまりにしきりに産卵していたとのこと。
Nyangleは「オイオイそんなとこに産卵してもすぐ干上がってカラカラだろうよ」と心の中でツッコミを入れましたがもちろんトンボには届かず…。
これを聞いて私は、「ん? アキアカネももしかしてアスファルトの道を川だと勘違いしたの?」と思いましたね。
しかしこれはちょっと違った。アキアカネはそもそも、いずれ干上がるであろう水たまりに(というか水たまりの縁に)産卵するのだそうです。
ただし、田んぼの水たまり。
卵は田んぼの泥の中で保存され、春になって田んぼに水が入ると孵化してヤゴに成長するらしい。稲作と密接に関係したライフサイクルを確立しているんですね。
もっともアスファルトの道は田んぼじゃないから、そこではやっぱり個体は生き延びられませんよね? けなげに産卵を繰り返していたアキアカネには気の毒ですが…

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